28日 12月 2018
明倫堂のブログを引越しします。 引越し先はこちらです。
15日 12月 2018
2019年4月27日(土)~29日(月)の3日間、カナダ・バンクーバーにてNAJOM創刊25周年記念大会が開催されます。海外で日本式鍼灸を実践されている先生方と交流できる良い機会です。現在は講演活動をされていない首藤傳明先生がスカイプで出演もします。短い時間ですが患者さんの治療が見られるそうです。その他、色々な流派やスタイルの鍼灸が学べます。詳細は下記をご覧ください。私もスタッフとして参加します。鍼灸師の皆さん、バンクーバーで一緒に勉強しませんか?主催の水谷潤治先生によりますと、「お祭りだから気楽にワイワイ勉強してほしい」とのことです。参加を希望の方はNAJOMまで連絡してください。
15日 6月 2018
6月2日~3日に大阪で開催された、第67回全日本鍼灸学会学術大会に参加しました。大会テーマは「健康・長寿を支える鍼灸学」-新たなるエビデンスとナラティブへの挑戦-です。 今回も沢山の学びがありました。講演から印象に残ったキーワードを記します。 超高齢社会における高齢者医療の課題 萩原俊男先生...
30日 3月 2018
2007年9月に行われた、第22回弦躋塾セミナーの動画(全6巻)をYouTubeにアップしました。特別講師は兵頭明先生です。「やさしい中医学の総て」というテーマで、経穴の主治法則や、色々な選穴方法と配穴、基本的な病理の解説等を分かりやすく解説していただきました。また、統合リハビリテーションに鍼灸を用いてマヒや震顫の治療をしている動画や、転倒予防や誤嚥の予防に有効な配穴の紹介もありました。「やさしい…」とありますが非常に濃い内容で、私なら一度聞いただけではとても覚えきれない情報量です。また迫力のある実技も披露されており、兵頭先生の人柄と熱意の伝わる講演でした。また、この動画で使用したスライドや、その他参考となるPDF資料等が兵頭先生のサイトから閲覧できますので、それらを活用すれば理解がより深まると思います。セミナー動画の公開を快諾して下さった兵頭先生に感謝いたします。
15日 2月 2018
2月4日に博多で行われた、第26回全日本鍼灸学会九州支部認定講習会を受講しました。今回の講演内容は「病理学の概要」、「刺す鍼と刺さない鍼の効果の検討」、「男性不妊症について」です。印象に残ったキーワードを記します。 講演1 古くて新しい人体病理学 ー診断病理学の煌めきー 恒吉正澄先生...
01日 1月 2018
明けましておめでとうございます。昨年は当たり前でいられることの有り難さと、幸せに生きるためには健康が欠かせないことをひしひしと感じた1年でした。治療家として一人一人の患者さんに精一杯の治療ができるよう、自身の鍛錬を重ねていきます。本年もよろしくお願いいたします。
09日 7月 2017
このたび、第20回弦躋塾セミナー後半(3~4巻)の動画をYouTubeにアップロードしました。第3巻は首藤塾長による講義「婦人科疾患の鍼灸治療」、第4巻は実技(女性4名)が収録されています。第3巻の講義にはテーマ別にチャプタを打ちました。『首藤傳明症例集』(医道の日本社)の第13章(p392からp413)を参照すると、より勉強になると思います。
19日 6月 2017
 2017年6月10~11の2日間、東京大学本郷キャンパスにて第66回全日本鍼灸学会・東京大会が開催されました。大会テーマは、世界に誇る日本鍼灸~「東京宣言」確立のためのプログレスです。一言でいえばTCMおよび海外で行われている鍼灸に対して、日本鍼灸の何が優れているのかを検証し、さらに進歩・発展させるための大会です。懇親会時の発表によると、約2400名の参加者があったそうです。私が聴講したのは、ips細胞を用いた再生医療、ゲノム治療、先制医療、体性感覚の研究、触れることの意義など7つの講演です。今回 も自分の臨床の糧となる学びが沢山ありました。 会頭講演「東洋医学と西洋医学どちらが本質治療に近いのか」 ・画像診断はあてにならない→陽性であっても痛みを感じず、また陰性であるにも関わら  ず痛みを感じるケースが多々ある。痛みや軟部組織といったものは客観的に見ることが  できない。デカルト科学は近代合理主義・要素還元主義であり、理論的・客観的である  ことが求められ、対象を分析・細分化していく特徴があるが、人間のように複雑な対象  は苦手である。 ・病因論からみても、原因=症状だけではなく、その人の体力や環境が関わってくる。た  とえば腰痛の原因は単一的ではない。 ・西洋医学の治療はアロパチー(症状と反対のことを薬で行う)であるが、そもそも発熱  は生体が自らおこなっていることで、ウイルスがさせているわけではない。消炎剤は治  療を先延ばしにしている。対して東洋医学では生体の働きを促すようにする。たとえば  風邪の場合、漢方では発熱を促進させ、鍼灸では血行を促進させるように治療する。 ・高血圧の理由は全身に血液を送るためであり病気ではない。高血圧は脳出血のリスクで  ある。 ・筋緊張と心の不安は相関する。鍼灸治療は病態説明により病気への不安を解消し、傾聴  的な態度で悩みや苦痛を受けとめ、悪いところに触れる。より本質的治療に近い。 ・生活習慣を改善するのが本態的治療である。
04日 4月 2017
長崎大会のポスター
3月25~26日の2日間、長崎新聞文化ホール アストピアにて開催された「第32回経絡治療学会学術大会 長崎大会」に参加しました。今回は実技が池田政一先生のみだったので、全体的には「学」に比重のかかった大会だったと感じました。...
20日 3月 2017
講演中の樋口先生
本日、2005年9月に開催された「第20回弦躋塾セミナー」動画の前半をYoutubeにアップロードしました。特別講師は樋口秀吉先生(宮城県鍼灸師会会長・経絡治療学会副会長、東北支部長)です。

さらに表示する